皆さんこんにちは!管理人の眞太郎(@shintaro_kureka)です。
さて、クレジットカードの「プラチナカード」と言えば、所有しているだけでハイステータスなイメージがありますが、『現実的に必要なのか?』と聞かれると少々疑問を感じます。
そこで本記事では、法人クレジットカードを発行する際にプラチナカードを選ぶ理由についてまとめていますので是非ご覧ください。
この記事の目次
クレジットカードのプラチナカードはぶっちゃけ必要ない!
結論から申し上げると、法人クレジットカードを発行する際にプラチナカードを選ぶ必要はありません。
というのも、プラチナカードは世間ではハイステータスの称号として称えられていますが、その分年会費が高額であったり、安価な買い物をする際に躊躇してしまう場合があります。
また会社経営に一度失敗したことのある私だからこそ言えますが、見栄を張りたいだけでプラチナカードを発行するのは正直無謀です。
ですが、時と場合によってはプラチナカードを選択した方が良い場合もありますので、一概に『プラチナカードは必要ない』という訳ではありません。
プラチナカードとは?
クレジットカードのプラチナカードは、個人・法人問わず現実的に所有できるカードの中でも最高峰のカードです。
特別なユーザーに限定して招待されるブラックカードは別ですが…
一般的なクラシックカードやゴールドカードには限度額が定められていますが、プラチナカードに関してはユーザー毎に限度額が設定されていることもしばしば…。
また、クレジットカードの決済だけでなく、付帯保険やポイント(マイル等)が貯まりやすい、その他サービス(空港のラウンジやホテルのアップグレード等)が充実しているというのも、プラチナカードならではの利点です。
法人プラチナカードのメリット・デメリット
それでは、法人クレジットカードのプラチナカードにおけるメリットとデメリットを見ていきましょう。
プラチナカードの最大のメリットは、やはり限度額が増えることや付帯保険や充実した各種サービスです。
またデメリットとしては、年会費が異常に高いことです。
年間5万円程度の場合もあれば、10万円を超えるカードも存在しますので、発行する際には必ず確認しておきましょう。
メリット
- クラシックカードやゴールドカードに比べて、限度額が増える
- 限度額が増えることで、経理業務が更に簡潔化できる
- 傷害保険などの付帯保険や、空港ラウンジなどの各種サービスが更に充実する
- ステータス性が高く自慢できる
- 専用デスクを経由してホテルや飛行機を予約することで、自動的にアップグレードされることがある
デメリット
- クラシックカードやゴールドカードに比べて、年会費が異常に高い
- 年会費に見合った優待を受けられない場合がある
- 年会費の割に限度額が増えないこともある
- プラチナカードは審査が更に厳しいこともある
- プラチナカードを従業員に持たせたくないという気持ちが出てしまう
法人プラチナカードを選ぶ理由
法人クレジットカードを発行する際にプラチナカードを選ぶ理由は、以下になります。
- 国内・海外の出張頻度が多く、飛行機や新幹線に乗る機会が多い
- ホテルに宿泊する機会が多い
- 得意先と接待する機会が多い
- 会社全体で社用車を使う機会が多い
- 従業員が増え各種経費が多い
特に国内・海外の出張頻度が多い方は、飛行機や新幹線に乗る機会が増えます。
その際にクラシックカードやゴールドカードの限度額では間に合わないことも考えられますが、プラチナカードにすることで限度額が増え、全ての経費をカードで賄うことが出来るようになります。
またどうしても取引をしたいクライアント、絶対に手放したくないクライアントには多少の接待は覚悟の上ですが、その際にも二桁万円を超えてしまう接待をする際には、プラチナカードがあると非常に便利です。
更に、経営者本人だけで経営している場合は特に問題はないと思いますが、問題は従業員数が増えてきた時です。
従業員数が増えてくると、どうしても社用車のガソリン代やETC利用代がかさみますが、こちらもプラチナカードを発行しておくことで限度額を気にせず利用することが出来ます。
おすすめの法人プラチナクレジットカード
ではここからは、管理人おすすめの法人プラチナクレジットカードをご紹介していきます。
起業したばかりの新会社や個人事業主向けのプラチナカードと、起業から3年以上経過している法人向けの2種類をご紹介していきますので、それぞれご自身に合った法人プラチナカードを選んでくださいね♪
起業したばかりの新会社や個人事業主向け
起業したばかりの新会社や個人事業主におすすめのプラチナカードは、三井住友ビジネスカードforOwnersです。
特徴としては、限度額が最低200万円から利用できるので、十分な限度額を確保できるところです。
また分割払い、リボ払い、キャッシング機能に対応していますので、高額な支払いの場合や急な資金確保の際に重宝します。
券種 | プラチナカード |
年会費 | 55,000円(税込) |
追加カード 年会費 |
1名に付き5,500円(税込) |
ご利用枠 | 原則200万円〜 |
旅行傷害保険 | 最高1億円の 海外旅行傷害保険 |
分割・リボ払い | 可能 |
キャッシング機能 | あり |
ETCカード | 複数枚発行可 年会費550円(税込) ※1回以上のご利用で年会費無料 |
空港ラウンジ | 国内主要の 空港ラウンジが無料 ※PriorityPass必須 |
起業から3年以上経過している法人向け
起業から3年以上経過している法人におすすめのプラチナカードは、三井住友VISAビジネスカードです。
特徴としては、国内・海外問わず最高1億円の傷害保険が付帯されることです。
また分割払いやリボ払いには対応していませんが、起業から3年以上経過している法人にとっては、特に1回払いのみで十分ですよね…。
また海外のみキャッシングに対応していますので、海外出張時の急な外貨引き出しをすることが出来ます。
券種 | プラチナカード |
年会費 | 55,000円(税込) |
追加カード 年会費 |
1名に付き5,500円(税込) |
ご利用枠 | 150万円〜500万円 |
旅行傷害保険 | 最高1億円の 海外・国内旅行傷害保険 |
分割・リボ払い | 1回払いのみ |
キャッシング機能 | 海外キャッシングのみ |
ETCカード | 複数枚発行可 年会費550円(税込) ※1回以上のご利用で年会費無料 |
空港ラウンジ | 国内主要の 空港ラウンジが無料 ※PriorityPass必須 |
まとめ
まとめになりますが、法人クレジットカードのプラチナカードは、ステータスを得る為だけに発行することは絶対におすすめできません。
上述したように明確な理由がある場合には、当然ながら必要と判断できますのでプラチナカードを選ぶ理由になりますが、ほとんど利用しないにも関わらずプラチナカードを発行してしまうと年会費を無駄にしてしまうだけです。
クレジットカードは後々アップグレードすることも可能ですので、まずはゴールドカード程度にしておくのも一つの選択肢だと思いますよ♪